1978年イタリア北部にて創業のサイクルウェアブランド。30年以上もの間、歴代の有名ロードレースチーム・選手にウェアを供給し絶大なる信頼を得ている。
現役レーサー、テストライダー、服飾デザイナーなどから構成されるビエンメのリサーチ&ディベロップメントチームは、常に洗練されたデザインと革新的機能を兼ね備えたサイクルウェアをリリースし続けており、本場ヨーロッパでも大変人気のあるブランドである。
また、多くのメーカーがアジアなど他国に生産拠点を移す中、全ての商品をイタリア本国の自社工場で生産する稀有なメーカーでもある。創業者Bertinato Maurizio会長の頭文字、BとMがブランド名、イタリア語読みでビ・エンメとなる。Bertinato会長は元ロードレース・プロ選手で、究極の品質と技術革新を常に目指し、現在でも先頭に立って製品開発の指揮を取っている。ビエンメ社はその30年超におよぶ歴史の中で、常にトップレーサー・チームにウェアを供給し続けて来た。過去Biemmeを着て走ったライダーは、マルコ・パンターニを始め、サロンニ、フォンドリエスト、シモーニ、バルトリと枚挙にいとまがない。チームもパナソニック、メルカトーネ・ウノ、ゲヴィス・バラン、AG2Rなど、トップチームをサポートし続けている。これら一流チーム・選手のフィードバックは、ビエンメの商品開発に生かされ、ウェアの技術革新や快適性向上に役立てられている。Biemme社では他社に先駆け、カーボン素材をウェアの繊維に織り込む技術を導入している。カーボン入り素材の特徴として、下記の様な効果がある。カーボン素材の他にも、クールマックス、モンドリアン、ハニカム、BMストレッチ、ライクラなど、最新の素材を求められる機能に応じて適所に採用している。サイクルパンツの命ともいえるパッドの開発には、大きな力を注いでいる。パッドだけは外注に出すメーカーが多い中、ビエンメはデザインから製造まで全て自社で行っている。
そのビエンメの誇るフラッグシップ・パッドがX09パッドである。X09パッドはパッド層、スキンケア層の2つの層からなる。
パッド層は内部にディンプル(穴あけ)加工が施され、衝撃吸収性はもちろん、通気性・伸縮性も従来パッドに比べて非常に優れている。路面からの衝撃は効率よく吸収し、ライダーからの入力はサドルに力強く伝えて、ペダリング
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